今年はAIベンチャーの資金調達が最大規模で盛り上がっています。
2019年の第2四半期のAIスタートアップへの総投資額は74億米ドルで、主に輸送および医療企業に投資されました。
さて、2019年10月に行われたAI投資のトップ10を見てみましょう。
以下に会社名、投資額、調達ラウンド、リード投資家*、会社概要の情報をまとめました。
*リード投資家とは、ある時期のスタートアップの資金調達ラウンドを仕切る存在となる投資家のこと。
あなたは何社知っていますか?
シード投資
シードとは、ベンチャー企業の成長ステージの区分のうち、会社設立前〜会社設立直後の最初期を指します。
Diligent Robotics (米)
- 投資額:300万ドル
- ラウンド:シード
- リード投資家:True Ventures, Ubiquity Ventures
- 会社概要:
テキサス州オースティンに本拠を置くロボット企業Diligent Roboticsは、人間の「日常的なタスク」を実行するAI搭載のロボットアシスタントを開発しています。
その商品”Moxi”は、同社初の商用ロボットで、病院の面倒な日常業務を支援します。
同社はこれまでで合計580万ドルの資金を受け取っています。
Fireflies (米)
- 投資額:500万ドル
- ラウンド:シード
- リード投資家:Canaan Partners
- 会社概要:
Firefliesは、ハイデラバードとサンフランシスコを拠点とする、B2BのAIモバイル通信スタートアップです。
ペンシルバニア大学の卒業生によって設立された同社は、電話会議での音声ベースのAIアシスタントを開発しており、会議中のメモ取り機能などを実現します。
この調達によって、機械学習とエンジニアリングのレベルを向上させる予定です。
Naborly (米)
- 投資額:750万ドル
- ラウンド:シード
- リード投資家:First Round Capital, Susa Venture
- 会社概要:
Naborlyは、偉大な投資機関「Y Combinator」が支援するスタートアップで、AIを使用して入居予定者の「身元」、「収入」、「雇用状況」を検証します。不動産管理者と不動産専門家に利益をもたらす技術です。
シリーズA以降
シリーズAとは企業が最初の重要な出資を受ける段階を指します。
また記事の購読には、アカウント作成後の決済が必要です。
※ログイン/初回登録後、下記ボタンを押してください。
AIDBとは
プレミアム会員(記事の購読)について
■サポートのお願い
AIDBを便利だと思っていただけた方に、任意の金額でサポートしていただけますと幸いです。