
手元のパソコンで動かせるモデルが、有料の上位モデルと見分けがつかない。そんな場面が、ここ数か月で珍しくなくなりました。難しいコーディング課題を解かせても、何時間もかかる作業を任せても、結果の差がほとんど見えない。
少し前まで、この水準に届くことは難しいと言われていました。しかし今、フロンティアの一歩手前にいたはずの公開モデルが、いつの間にか差を詰めている。
本記事ではGLM-5を題材に、オープンなフロンティア級のモデルがどう組み上げられているのかを追います。アーキテクチャの工夫から、エージェントを鍛える訓練の設計まで、構築の流れをひとつずつ見ていきます。
LLMはどんなレシピで作られ、努力の末に賢い能力を手に入れているのかを把握することは、使用するか否かを判断する際にも役立つはずです。