こんにちは。釣りを趣味としながらAI開発を本業としています、つりくず(@kuzu_tsuri)です。今回は、釣りとAI開発の知見を活かして、魚種の特定にAIが使われている事例を紹介します。
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魚は声は十人十色
みなさまは、魚が声を発するという事実をご存じでしょうか?
アメリカのRA Rountreeらの研究によれば、なんと800種類もの魚が声を発するといいます。イルカが声を出すことは有名ですが、哺乳類に限らず、実は多くの種類の魚類が声を発するようです。魚の発声には、求愛や敵の威嚇、縄張りの主張など様々な目的があります。
魚の声の発見には、音響装置の発展が大きく寄与しました。魚の声は、魚種によって特徴が異なります。多くの魚は、人の可聴域内である1000Hz以下で声を出しますが、人には聞こえないほどの高音である8kHzまで声を出す魚もいるようです。
例えば、以下では、上のグラフがアジの仲間、下の図がウナギの仲間の声の周波数(10秒間)をそれぞれ示しています。
魚種によって声が異なるのであれば、それぞれの声をAIが学習することで、海の中の音を聴きながら魚種を予測することができるかもしれません。スペインのラスパルマ大学のNodaら研究者は、魚の声を特定して魚種を分類するAI技術の開発にチャレンジしました。
102種類の魚の声を聴き分けるAIの開発
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