ChatGPTで実際に行われた約151万件の対話を含むデータセット『WildChat』登場

   
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OpenAIのAPIを使用した毒性評価では、ユーザー発話の10.82%に毒性(程度はさまざま)が含まれていたとのことです。
なおユーザー数は約16.8万人と推定されています。

@ ICLR 2024 Submission authors, “(InThe)WildChat: 570K ChatGPT Interaction Logs In The Wild


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ChatGPTが登場してから幾ばくかの年月が経過していますが、膨大な対話データを一括で分析するための基盤はまだ公開されておらず、登場が待たれています。

そこで研究者らは実際に行われた対話をデータセット『WildChat』として作成し、また毒性評価も行いました。

本稿は論文の簡単な紹介記事です。

データの収集方法

データの収集方法に関する特徴は以下の3つです。

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