LLMをメガネに組み合わせて、人の記憶を補助するシステムを作ったとのことです。
研究者らは、会議や会話中にメガネが相手の顔を認識して名前を表示し、以前の会話内容も要約して見せてくれる仮想的な秘書のようなものを開発しました。
「この人誰だっけ?」「前回何を話したっけ?」という日常的な悩みを解決しようとしたわけです。
実験したところ、その場での記憶の補助になるだけでなく「メガネを外した後」の記憶定着にも最大2割寄与することが分かりました。
長期記憶では効果がより顕著で、普通なら忘れてしまう内容も思い出せるようになったそうです。
ただし、複数人で話すと混乱したり、1:1の会議では使いにくいという意見も多く、使い方によってはプライバシーの懸念もあります。
しかし忘れっぽい人には便利そうなシステムであることは確かです。
今後、実運用での汎化性が検証課題とされています。
*脳の記憶全般を強めるという意味ではなく、補助された内容の記憶を強めたという結果です。
📄 参照論文
AR Secretary Agent: Real-time Memory Augmentation via LLM-powered Augmented Reality Glasses
所属: Tsinghua University