こんにちは、ぽめた (@pometa0507) です。社会人エンジニアとして働く傍ら、AI資格の「E資格」取得に向けてディープラーニングの勉強をしています。
この連載は、E資格の勉強中に学んだ内容を記事としてまとめるものです。 E資格を受験される方のおさらいや、E資格に興味のある方の参考となれば幸いです。
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前回の記事(Day2)は、ニューラルネットワークの基本要素となるパーセプトロンについて取り上げました。今回のDay3では、隠れユニットの代表的な活性化関数についてのまとめです。
これまでの記事
Day1の記事:「ディープラーニングの概要」
Day2の記事:「パーセプトロン」
ニューラルネットワーク
まずは、ニューラルネットワークの構造とアフィン変換についておさらいしておきます。
ニューラルネットワークを図で表すと次のようになります。
〇で表したものをノード(ニューロン)といい、ノードの列を層といいます。また、一番左の層を入力層、一番右の層を出力層、そして間の層を中間層(隠れ層)と呼びます。ニューラルネットワークに入力されたデータは、左の層から右の層へ伝搬されます。この処理を順伝播といいます。
ニューラルネットワークにおいてデータが次の層へ伝搬されるとき、隣接する層のノード間すべてが結合している層を「全結合層」と呼ばれます。この全結合層では、前の層のデータをアフィン変換という計算をすることで次の層へと伝えます。
全結合層の例を示します。
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