こんにちは、じゅんペー(@jp_aiboom)です!
僕は現在東京大学の理系の二年生です。この連載では、AI初心者の僕が、「パターン認識と機械学習(通称PRML)」を読み進めながら、機械学習の理論面を一から勉強していく様子をお届けしたいと思います。
第6回目の今回は、前回の続きとして、A判定を受けた東大受験生が東大に合格する確率を求めていきます。前回は「最尤推定」という手法で分析してみたのですが、今回は「MAP推定」という手法で分析していきます。
前回の内容を簡単に振り返ってみます。
まず、問題設定は「ある東大受験生が、4回の模試において4回ともA判定を取ったとき、本番で受かる確率はどれくらいだろうか?」 でした。
それに対して、最尤推定では合格率は1、つまり100%と結論づけられました。実際に僕がこの状況だったら、4回ともA判定なんだから自分は絶対に受かるだろうと楽観的に思いたいところです。
ただ、ここではもう少し客観的に、この受験生の模試の結果以外の情報も取り入れて分析してみようということで、今回はMAP推定を使います。
前回の記事をまだ読まれてない方は、そちらを読んでからの方が理解が進むと思いますので、ぜひお読みください。
▶ A判定で東大に落ちる確率は?計算してみた!(1)~最尤推定編~【東大生AI初心者の学習日誌 Day5】
MAP推定
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