息切れからは心不全もわかる
息切れ(息苦しさ)は、多くの病気に共通する症状です。たとえば心不全は、安静時または運動時に発生する息切れの観点から分類が定義されています。呼吸器疾患などの患者は定量的に息切れの状況を評価するために、医療従事者と接触する必要があります。
息切れを客観的に検出する方法を確立すれば、この症状を認識する際の負担が軽減されることが期待されます。さらに、臨床現場で病気の進行が観察されるよりも前に患者の病状を医療従事者に知らせることが可能になるかもしれません。
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息切れ具合を客観的に測定するという課題において、実際にどんな研究が行われているのでしょうか。AppleのAgni Kumarら研究者の発表を紹介します。
研究者らは、収集した呼吸音のデータを解析することで、AirPodsによって息切れの評価を可能にすることを試みました。
▼論文情報
著者:Agni Kumar, Vikramjit Mitra, Carolyn Oliver, Adeeti Ullal, Matt Biddulph, Irida Mance
タイトル:”Estimating Respiratory Rate From Breath Audio Obtained Through Wearable Microphones”
arXiv
URL:DOI
息切れの客観評価による疾患の診断
まずはAgniらの研究におけるミッション・手法・結果をまとめました。
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