「LLMの内部を詳しく調べたところ、人間の脳と同じように”時間を処理する専用のニューロン”があった」と報告されています。
また、それは人間の脳と同じ法則に従って働いていました。
物事の大小を「どれだけ増えたか」という絶対量ではなく「何倍になったか」という比率の変化で感じやすいという、ウェバー・フェヒナーの法則でした。
誰も教えていないのに、AIが自然に身につけていたそうです。
実際に、研究者たちがAIに「西暦〇〇年と〇〇年はどれくらい似ているか」といった質問を大量にしたところ、たとえば”現在から離れるほど時間の区別が曖昧になる”といった、人間と類似したパターンを示したとのことです。
このような発見は、AIの思考は開発時に予測しづらいことを示唆しています。
今回は人間の認知と類似した現象が観察されましたが、今後、似つかない様相を呈する可能性もあります。
📄 参照論文
The Other Mind: How Language Models Exhibit Human Temporal Cognition
所属: Shanghai Artificial Intelligence Laboratory, Shanghai Jiao Tong University, The University of Hong Kong