AIと会話しながらゲームをするだけで人の性格を高い精度で測定できる方法を開発したという報告。
研究者らは、さまざまな特性を持つAIと対戦させることで、その人のパーソナリティを分析する仕組みを開発しました。
たとえば明るいAIと対峙する場合と、心配性のAIと対峙する場合では、同じ人でも違う面が出てくるので、最終的に本当の性格がわかる確率が高まるということです。
実験の結果、(仮説通り)複数のAIと話した方が、一つのAIとだけ話すよりもずっと正確に性格がわかることが判明しました。
また、AIとゲームをしながら楽しんで行う性格テストは、診断であることを意識させないため、より自然な反応が得られることも分かったようです。
ただし、性格を厳密に測定することはそもそも非常に難易度が高い課題であることは押さえておく必要があります。
その上で、こうした技術は、教育、職種の適性診断、カウンセリングなどに応用できる可能性があります。
なお、これは一人ひとりに合ったAIの開発につながるアプローチでもあるとのことです。
📄 参照論文
Exploring a Gamified Personality Assessment Method through Interaction with Multi-Personality LLM Agents
所属: Shandong University, Institute of Software Chinese Academy of Sciences, Tsinghua University