AIの使い方と脳構造の関連を分析した事例。AIを「学習や調べ物」など機能的に使う学生ほど前頭前野の灰白質体積が大きく成績が高い一方、「悩み相談や娯楽」目的で使う学生では抑うつ・社交不安が高く、扁桃体や上側頭回の体積が小さいといいます。
ただし「AIを使ったから脳がそうなった」のか 「もともとそういう人がそう使う」のかは区別できません。相関もr=0.17前後と小さく、情緒的ヘビーユーザーは全体の約7%(15人程度)の小集団。抑うつの測定も1項目の自己報告です。
なお被験者は大学生222名で測定方法はMRIでした。
面白く示唆的ですが、「AIが脳を変える」と要約するには距離がある一報、という温度感で眺めるのがよさそうです。
筆頭著者の所属は電子科技大学で、四川省人民病院・四川省精神衛生センターや脳科学研究所と連携した研究グループです。