「LLMを使って論文を書いても著者と呼べるのか」は議論されていますが、
現行の基準にもとづくと「もしLLMを使ってもその人は著者になる」主張されています。
学術会では、実際に文章を書かなくても、たとえば研究のアイデアを出して、部下に論文を書かせて、最後にチェックするだけでも「著者」として名前が載ります。
もしこの慣行が正当なら、LLMを使って論文を書く場合も同じように扱うべきではないかとのこと。
つまり、研究者がLLMにアイデアを与えて論文を書かせ、その内容をしっかりチェックして責任を持つなら、その人は著者と呼べるはずだということです。
問題としては、LLMは事実と異なることを書いたりするので、使用者は慎重にチェックする必要があります。
しかし、これは著者性を否定する理由にはならず、単に責任を取る対象が増えるだけとのこと。
そのため、現在の基準を維持するなら、LLM使用者も著者として認めるのが一貫性のある判断かもしれないという話です。
一方で、これまでの慣行や著者性の原則そのものを見直すことも今後のあり方としては選択肢に入ります。
📄 参照論文
Authorship Without Writing: Large Language Models and the Senior Author Analogy
所属: National University of Singapore, University of Copenhagen, University of Oxford