GoogleのチームがLLMを使って教科書体験を根本的に作り変えるための実験を報告しています。
一人ひとりに合わせた教科書を自動的に作ることで、実際に学習効果も高まることが示されたとのことです。
研究者たちが作ったのは、読む人の年齢や興味に合わせて内容を自動的に書き換えるシステムです。
実際に高校生60人で実験したところ、このシステムで学んだグループは普通の教科書で学んだグループよりもテストの成績が良く、3日後に内容を覚えているかを確認したテストでも同様の結果が出ました。
また、生徒たちの9割以上が「また使いたい」と答えました。
例えばニュートンの第三法則を説明する時に、バスケットボール好きな生徒にはバスケの例で説明するといった具合です。
さらに同じ内容を音声授業やスライド、マインドマップなど様々な形式で提供し、生徒は自分に合った学び方を選びます。
こうした技術を活用すると教育のパーソナライズがさらに一歩前進するかもしれないと期待されています。
(なお今回の実験における対照群は、教科書のPDFをAdobe Acrobatで読む生徒たちでした)