Metaの研究者らは「この人、いま話しかけても大丈夫?」を判断できるメガネシステムを開発したと報告しています。
研究者たちは、ユーザーの頭の中がどれくらい忙しいかを推測する能力を持つAIをメガネに搭載。
カメラとマイクで情報を取り込み、ユーザーに余裕があるかどうかをジャッジします。
実験では、参加者にテーブルセッティングや荷造りなどの作業をしてもらいながら、このシステムが「空気を読み」ながら適切なタイミングでユーザーに話しかけました。するとユーザーの反応は良く、イライラも少なく済みました。
つまり、「今は忙しそうだから後にしよう」「今なら聞いてもらえそう」という判断ができるようになったということです。
人間の脳には「作業記憶」という、今まさに考えていることを一時的に保持する機能があります。この作業記憶がいっぱいになっている時に誰かに話しかけられると、とても邪魔に感じます。
この問題をテクノロジーで解決しようという取り組みです。
「賢い上に邪魔にならない」が実現できる可能性が示されている画期的な開発と言えます。
📄 参照論文
ProMemAssist: Exploring Timely Proactive Assistance Through Working Memory Modeling in Multi-Modal Wearable Devices
所属: University of Toronto, Meta Reality Labs