LLMを「人間の心のケア」を行うカウンセリングAIとして実行するためのプロンプト手法

   
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本記事では、LLMを用いて人々の考え方をポジティブに変えるアドバイスを生成するフレームワークを紹介します。心理学の専門知識に基づく6つの要素から構成される手法です。

専門家による評価の結果、本手法は人々の考え方を効果的に改善する手法であることが示されました。


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参照論文情報

  • タイトル:Large Language Models are Capable of Offering Cognitive Reappraisal, if Guided
  • 著者:Hongli Zhan, Allen Zheng, Yoon Kyung Lee, Jina Suh, Junyi Jessy Li, Desmond C. Ong
  • 所属:The University of Texas at Austin, Microsoft Research

背景

LLMが登場してからというもの、人間の感情的な部分をAIでサポートできる可能性が広く探求されてきました。しかし、人間が長期的にメンタルヘルスを維持するには、一時的に外部(LLM)が共感しサポートするだけでなく、本人がポジティブなものの見方を実践する必要があります。

そこで注目されるのが「認知的再評価」というアプローチです。本人が自身のおかれている状況をネガティブに捉えている場合に、ポジティブに捉え直させる手法です。

研究者たちは心理学的に裏付けられたこの手法を用いることで、LLMの高度な心理学的能力を引き出せるのではないかと考えました。そして、LLMによって認知的再評価を行うことに特化したフレームワークを開発しました。

そして実験の結果、本フレームワークを駆使することで、LLMによって人間の感じ方をポジティブに変換させることは有効であることがわかりました。

以下で詳しく紹介します。なお、本手法(カウンセリングするLLM)を実行するためのシステムプロンプトおよび実際に動くGPTsのURLを掲載します。

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