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キャラが自律的に対話しながら物語の台本を生成するLLMベースのシステム『IBSEN』

2024.07.24
深堀り解説

本記事では、LLMベースで脚本を生成するフレームワークを紹介します。ディレクター(監督)のエージェントと俳優のエージェントを協調させ、自然な脚本を生成する手法です。

参照論文情報

  • タイトル:IBSEN: Director-Actor Agent Collaboration for Controllable and Interactive Drama Script Generation
  • 著者:Senyu Han, Lu Chen, Li-Min Lin, Zhengshan Xu, Kai Yu
  • 所属:Shanghai Jiao Tong University

背景

LLMは、ストーリーの作成やキャラクターのロールプレイに秀でています。しかし、これまで考案されたアプローチは主にキャラクター1人レベルのコントロールに焦点を当てており、ストーリーライン全体を洗練するのは難しいと言われていました。

例えば、演劇のような物語では、登場人物たちが物語を前に進めるために、特定の場面で適切な行動をとる必要があります。そのため、エージェント同士のやりとりにも一定の制限を設ける必要があります。しかしこれまでのエージェントの設計では、各エージェントが独立して行動する仕組みになっているため、全体の物語の流れを管理する中心的な存在がなく、対策が難しいです。

あるいはアドベンチャーゲームやロールプレイングゲームのように、人間のプレイヤーが参加する場合も困難です。物語が本筋から大きく外れないよう、より慎重に管理する必要が生じるためです。

そこで今回、『IBSEN』という新しいフレームワークが提案されました。映画や演劇における監督と俳優の関係にヒントを得て、物語全体を管理する「ディレクターエージェント」と、個々のキャラクターを演じる「俳優エージェント」を組み合わせることで、一貫性のある物語を生成することを目指すものです。

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