近年のAI技術の発達に伴い、世界各国の企業もAIを活用したビジネスを展開し始めている。「AIビジネスモデル図解」シリーズでは、各企業のAIビジネスを図解し、AIの社会実装への理解を深めていく。
今回取り上げる企業は、ゲーミングPCのGPU企業から一躍AIプラットフォームとして有名になったNVIDIAだ。
NVIDIAのAI戦略
NVIDIAは1993年に3名のエンジニアによって設立された。PCが家庭に普及することが信念であったという。最初の製品は1995年にSEGAのゲームコンピュータに搭載され、その後もゲーム業界にコミットする姿勢を崩さなかった。
大きな転機は2015年にディープラーニング実行に最適化されたプロセッサを発表したことであり、そこから一気にAIプラットフォームを展開するに至った。NVIDIAにとっては技術的な挑戦であるとともに、事業的にも新規性がある領域であった。
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立て続けにリリースが行われ、上記のようなラインナップが揃った。
有名なものはスーパーコンピュータにも搭載されているTESLAであるが、より特化したサービスのEGXが今後注目を集めるだろうと思われる。
本記事では、以下にEGXのビジネスモデルを描く。
EGXのビジネスモデル
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