次回の更新記事:LLM同士だけで伝わる効率的なコミュニケーションをさ…(公開予定日:2024年12月16日)

【え怪しい?】マイクロソフトが「みんな投資AIやろうよ」とプラットフォームを発表(コードあり)

   

問題です。エンジニアや研究者が自ら作ったコードを公開して誰でもダウンロード可能にできるプラットフォーム「GitHub」は、どこの会社のサービスでしょうか?答えはこの記事の最後にあります。

この記事の関連:株価を最も正確に予測できるアルゴリズムは?比較してみた結果・・・(AI×金融)【論文】

さて、仮に誰もがAIで投資をするようになったら、「より良いAI」を使う者が富を得られることになるのでしょうか・・・?というわけで今日は投資AIの話です。

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かの大企業が「みんな投資AIやろうぜ」

AIで数理的に投資を行うプラットフォームが発表されたとの噂を耳にし、実際に論文にあたってみると、発表元は「Microsoft Research」。まさか、かの大企業が「リターンを最大化する投資AI」をつくるとは想像していませんでした。

今回の発表のポイントをまとめると以下の3点にしぼられます。

  • このAI投資プラットフォームは公開されており、世界中の開発者による貢献(開発)を歓迎している。
  • 汎用的なプログラミング言語のPythonで記述されている。
  • このプラットフォームは「Qlib」と名付けられ、データセット、フレームワーク、時系列データベースによって構成されている。

「数理的な投資」はめちゃくちゃ研究されている

過去数十年間にわたって、「人の経験による勘」に頼らない投資テクニックは金融業界の人々を魅了してきました。そんななか最近、AIによる投資が新しいトレンドとしてホットになってきました。いくつかの問題点をクリアすれば、大きなブレークスルーになるかもしれません。

問題点を説明してみます。

新しい基盤を必要とする。

たとえば、従来の数理的な投資は、「株式トレンド予測」、「ポートフォリオ最適化」などを含むいくつかのサブタスクに分割されています。しかしAIは、結論をいきなり出す「エンドトゥーエンド」。データ駆動型であるため、現在の基盤をアップグレードする必要があります。

専門知識とのタッグが必要である。

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