あのファーウェイが初めてのAIチップを発売!

   

 中国のIT大手Huaweiは、世界で最も強力なAIプロセッサであると主張するものを発表した。

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Ascend 910と呼ばれる、このチップには、MindSporeが付属している。MindSporeとは、元々Googleで開発されたTensorFlowなどの一般的な機械学習ツールに代わる新しいAIコンピューティングフレームワークである。  MindSporeは、高速化、コード行の削減、サードパーティのAIアクセラレーターとの互換性を約束するのもである。

Huaweiの現在の会長であるEric Xuは以下の様に述べている。

「昨年10月にAI戦略を発表して以来、着実に進歩しています。研究開発から製品の発売まで、計画通りにすべてが前進しています。 フルスタックの全シナリオAIポートフォリオを約束しました。 そして本日、Ascend 910とMindSporeのリリースとともに配信しました。 これは、HuaweiのAI戦略の新たな段階でもあります。」

世界で最も強力なAIプロセッサとは

Ascend 910は、2018年に発表され、4月にHuaweiの最初のIT専用AIアクセラレータチップとして発売されたAscend 310の足跡をたどっている。
 Ascend 310は、エッジデバイス向けに設計されており、約8Wの電力を消費し、8 TeraFLOPSの半精度浮動小数点パフォーマンス(FP16)と16 TeraOPSの整数精度(INT8)計算を提供している。

Ascend 910と比較すると、ちっぽけなように見える。これは、半精度で最大256 TeraFLOPS、整数精度で最大512 TeraOPSを約束している。 新しいチップは、ハイエンドGPUと同じくらいの310Wの電力を必要とするが、昨年仕様を概説したときに引用された350WのHuaweiよりもかなり少ない。

「Ascend 910のパフォーマンスは予想をはるかに上回っています」とXu氏は述べる。  「疑いなく、世界中のどのAIプロセッサーよりも高い計算能力を備えています。」
 MindSporeは、HuaweiがAIハードウェアの周りにエコシステムを構築する試みですが、Ascendプロセッサに限定されていない。フレームワークはGPU、CPU、およびその他のタイプのハードウェアアクセラレータをサポートする。
 Huaweiは、小規模でシンプルなアプリから大企業のイニシアチブまで、幅広いAIプロジェクトに適していると言う。 オンプレミスのインフラストラクチャ、クラウド、エッジデバイスで機能している。

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