ゴミの廃棄用コンテナを自動検出したい
近年のIoTブームに伴い、都市のインフラにIoTを活用するスマートシティの発達が注目されている。その一環で、分別ゴミの収集にも、ITを活用した効率化が求められている。
現在のゴミ収集は、人間の収集者が、どのゴミが廃棄されたコンテナであるかを見分けて収集しており、運用コストが高い。解決策として、ICチップをコンテナに埋め込んで機械で判定する方法も提案されているが、導入コストが高く、変更にも弱い。スマートシティに導入するには、より低コストで変更に強い仕組みが求められる。
ポルトガルのカステロブランコ工科大学のMiguel Valenteら研究者は、廃棄用コンテナの種別の自動判定という課題を解決すべく、コンピュータビジョンを用いた廃棄用コンテナの検出と識別に取り組んだ。
CNNを用いた廃棄用コンテナの認識
Valenteらの研究におけるミッション・手法・結果は以下の通りだ。
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