
AIコーディングツールで使い始めると、最初に悩むのが設定ファイルです。CLAUDE.mdを置く人もいれば、AGENTS.mdを推す人もいます。Cursor用に.cursorrulesを別途用意するチームもあります。「とりあえず置いてみたけれど、これで本当にいいのだろうか」と感じた経験はないでしょうか。
「他のチームはどう書いているのか」と社内で尋ねられても、答えに困ります。ベストプラクティスらしき情報はネット上に散らばっており、ツール提供元の公式ドキュメントを見ても網羅的な統計は載っていません。誰かが書いた個人の解説記事を「これが標準」と信じるしかない、そんな状況がしばらく続いています。
本記事では、オープンソース全体を横断的に調べた調査結果を取り上げます。多数のリポジトリから設定ファイルを集めて、ツール別に何がどう使われているかを集計したものです。その調査から見えてきた現場の設定パターンと、自分たちのチームで参考にできる勘所を紹介します。