ロックダウンで空がきれいになったのか?AIで分析してみた。(新型コロナ関連AI研究紹介)

   

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の課題に立ち向かい、AIでチャレンジしつづける研究者たちがいます。彼らの新しい研究発表は、毎日のように論文という形で発表され続けています。それらはデータベース「新型コロナウイルス関連AI論文一覧」に随時追加され、いつでも閲覧可能です。

この週刊記事では、先週データベースに追加された新たな論文をご紹介します!

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先週新しく追加された論文は9件

まずは、データベースに新しく追加された論文をお知らせします(論文タイトルを機械翻訳)。

感染拡大分析

  • COVID-19 パンデミック、機械学習を用いた比較予測(10/31)

診断補助

  • 重症COVID-19患者の予後を予測する機械学習モデル(10/29)
  • 階層的畳み込みネットワークを用いた胸部X線画像からのCOVID-19患者のトリアージ(11/2)
  • ファジィロジックベースのCOVID-19とその他の呼吸器疾患前臨床診断システム(11/4)

社会動向分析

  • 都市環境におけるフェイスマスク使用状況の追跡・可視化のためのコンピュータビジョンフレームワークの実装(10/30)
  • 機械学習を用いたスペイン上空の大気汚染に対するCOVID-19ロックダウンの影響評価(10/30)
  • COVID-19パンデミック時のTwitter上での問題の掘り起こしに自然言語処理を活用する(11/1)
  • 時空間地理情報とGoogle Trendsに基づくイタリアにおけるCOVID-19の流行解析(11/2)
  • COVID-19のためのディープラーニングベースの社会的距離監視フレームワーク(11/6)

今週は感染拡大防止のために人の動向状況を計測する社会動向分析に当たる研究が多くみられました。

【PICKUP】パンデミックの影響でスペインの空が綺麗になった?

その中でも特に注目度の高い研究は、大気汚染の原因物質の一つであるNO2の排出量とパンデミックの影響の関連性について調べた以下の研究でした。

社会動向分析機械学習を用いたスペイン上空の大気汚染に対するCOVID-19ロックダウンの影響評価(10/30)

論文情報

タイトル(原題):Assessment of the Impact of the Covid-19 Lockdown on Air Pollution over Spain using Machine Learning
著者:Hervé Petetin
実験場所(国):スペイン

研究背景

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