研究者らはAIエージェントに収入・健康・社会的地位に対する欲求で意思決定をさせる仕組みを作ったと報告しています。
面白いことに、このフレームワークを適用すると、AIのいくつかの能力が大幅に向上したそうです。
仕組みの中身としては、感情状態が「欲求」を生み出し、その欲求が目標を変化させ、最終的に行動を決定するという流れです。
すると感情分析のような専門的なタスクの能力がとくに顕著に改善しました。
また、この仕組みを応用して配達員としてAIを30日間走らせるシミュレーションをしたところ、気分が落ち込むと収入も下がるといった自然な現象が見られたそうです。
📄 参照論文
Emotional Cognitive Modeling Framework with Desire-Driven Objective Optimization for LLM-empowered Agent in Social Simulation
所属: Tianjin University, University of Exeter