LLMが広まって以降、科学者は「自分の専門の外にも飛び出して研究するようになった」という大規模調査の報告です。
しかも、最も大きく変わったのがベテラン研究者。
その理由は、実績や人脈がある人ほど、新しい領域へ思い切って舵を切れるからのようです。
一方で、若手が専門外に手を出し始める割合は、ほぼ横ばい。AIで文章を書く率は若手のほうが高いものの、キャリアを堅実に積み上げたい事情が読み取れます。
また非英語圏の中低所得国、なかでも中国の研究者で変化が際立っていました。言語の壁が下がったためと見られます。
さらに、AI利用の兆候が強い研究者ほど、他分野の専門家を頼らずに一人で分野をまたぐ傾向も出ています。
上記の発見は、77万人以上の科学者の論文歴を追った結果です。2022年以降、研究者が論文を出す分野の数は増えただけでなく、研究テーマそのものも変化しているというニュースです。