「AIに占ってもらう」文化が中国で急拡大しているそうです。AI占いに興じる人々はAIの言葉を”予測”としてではなく”心の支え”として使っていることが分かっています。
中国・中山大学などの研究者らが調査したところ、AI占いのテーマは恋愛、仕事、金運からなんと「失くし物の場所」まで 幅広いとのこと。
そして興味深いことに、占い結果がユーザーの信念や決断の方向を変えることはほとんどありません。
その代わり、変えるのは「タイミング」。
退職や投資を少し先送りするなど、もともとの意向を補強する形で作用しているのです。
多くのユーザーは「AIが自分の期待に合わせて良いことを言っている」と気づいていながら、それでも安心感が得られるためあえて受け入れているそうです。
心理学的に言うと、確証バイアス(自分の意向に沿った話ばかり重視する)やバーナム効果(曖昧な記述を自分事として受け取る)が作用していると分析されています。
占いの需要はもともと高いですが、占う主体が人ではなくても受け入れられているのは面白いです。