2Dではなく3Dのポケモン(レジェンズ Z-A)を画面映像だけでプレイさせたらどうなるか。中国・シンガポールの研究チームが「PokeGym」というテストを作って実験しました。
結果は、3Dになった途端にAIが大苦戦するというものでした。
タスクは「街を歩いて目的地に移動する」 「建物に入ってホテルのオーナーに話しかける」といった、人間なら迷わずこなせるレベルのもの。
丁寧に手順を教えた条件では、GoogleのGemini-3-Proが成功率約74%で首位、GPT-5.2が約57%、Claude Sonnet 4.6が約58%。
一方で、目標だけ伝える条件ではGPT-5.2が60%でトップに立つ一方、Gemini-3-Proは57%に後退しました。
最大の失敗原因は「壁や障害物に引っかかって動けなくなること」。
「君、詰まってるよ」とテキストで教えても逆に成績が下がったといいます。
なお、本研究はポケモンの権利者である任天堂・株式会社ポケモンの許諾を得たとの記載がなく、ゲームのメモリを直接読み取る手法も使われています。商用ゲームのAI研究利用をめぐる権利問題は未整備のままであり、この点には留意が必要かもしれません。