AIにロールプレイさせる時は、キャラ情報をただベタ書きするよりも「どういう場面でどういう感情や振る舞いをする人物か」を整理して与え、さらに会話から必要な記憶を選んで使うように促すと、かなり良くなるとのことです。
なぜなら本当に大事なのは「設定を知っていること」ではなく、会話の流れに応じて、そのキャラの記憶や性格をちゃんと思い出して使えるかどうか。
面白いことに、この工夫によって小さめのモデルでもかなり強くなったという実験結果が得られているそうです。
たとえばQwen3-8Bにこの手法を入れると、大きい高性能モデルにかなり近い成績まで伸びたとのこと。
実験を通して、ロールプレイは演技のうまさの問題というより必要な人格情報を適切に思い出して使う“記憶運用”の問題なのだと考察されています。
なお、ロールプレイがうまくできているかを評価する際には①設定をちゃんと覚えているか、②会話に合った側面を引き出せているか、③知らないはずのことを言っていないか、④最後の言葉遣いが自然か、の4段階に分けて測るとよいと提案されています。