ChatGPTの利用頻度が高い人ほど実は孤独感が増しているという調査報告も以前発表され、そもそも「なぜユーザーの気分が良くなるのか」というメカニズムを説明できていない現状があります。
しかしメンタルヘルスの専門家が深刻に不足する中、気軽に話を聞いてくれる存在として実際に多くの人の支えに なっている面はあります。
実際に、AIを心の支えに使う人は世界中で急増しており、統計によると毎週100万人以上がChatGPTに深刻なつらい気持ちを打ち明けています。
また、米国を対象とした調査では約8割の人がAIを「セラピーの代わりになりうる」と感じているそうです。
とはいえ、恩恵だけでなく課題も現に存在し、それを適切に評価し責任を割り振るための枠組みがまだ整っていない、という認識を改めて持った方が良い、とのこと。
コーネル大学などの研究者らは、AIをメンタルヘルスに介入させるのであれば「サプリメント的」なのか「市販薬的」、「ヨガインストラクター的」、あるいは「プライマリケア的」かを分類していく必要があると注意を促しています。
📄 参照論文
Framing Responsible Design of AI Mental Well-Being Support: AI as Primary Care, Nutritional Supplement, or Yoga Instructor?
所属: Cornell University, University of Southern California, University of Washington