次回の更新記事:RAGを使用したAIアシスタントの"見えない失敗"を暴く…(公開予定日:2026年02月28日)

複数LLMに査読させると創作の多様性が保たれる

2026.01.25
その他(上記に当てはまらない)

📝 これは「短信」です ― AIDBリサーチチームが独自の視点で論文を紹介する、カジュアルで読みやすいコンテンツです。

ハーバード大学などの研究者らによると、LLMを活用してクリエイティブな原稿を書くには、まず複数体に異なる方針(人間主義的、未来志向、環境志向など)を割り当て、そして以下を繰り返すそう。

1.全員が同じテーマで原稿を書く
2.各エージェントが他エージェントの原稿にフィードバックを書く
3.各エージェントは自分宛てのフィードバックだけを見て改訂する

ポイントは、他のエージェントがどう改訂したかは最後まで見せないことだそうです。
各自が独自路線を維持できるように。
(別エージェントの原稿を見せるとお互いに引っ張られる)

実験では3エージェント・3ラウンドが最も効果的だったとのこと。

LLMに創造的な文章を書かせようと思っても似たり寄ったりになりがちなので、論文の査読プロセスを模倣することにしたのがこの手法の出発点です。

📄 参照論文

LLM Review: Enhancing Creative Writing via Blind Peer Review Feedback

著者: Weiyue Li, Mingxiao Song, Zhenda Shen, Dachuan Zhao, Yunfan Long 他

所属: Harvard University, Carnegie Mellon University, Stanford University

関連記事