AIが人間さながらにサービスを取引をし、AI同士で協力や競争をする新たな経済システムを考案したとの報告です。
研究者らによると、競争入札やプランニングなどの意思決定もミリ秒単位で高速自動実行され、人間の関与は最小限に抑えられるとのことです。
また、AI同士のチームで何かが成し遂げられたときに「どのAIがどれくらいプロジェクトに貢献したのか」を数学的に計算して公正に報酬を分配する仕組みも組み込んでいるそうです。
実験では、シミュレーションベースの検証でこのシステムが品質・コストの両面で良好なバランスを示しています。
こうした開発が進むとAIが単なるツールから自立した経済活動の主体になっていくかもしれません。
ただし、人間主体の経済に上手く溶け込むように慎重に展開する必要はありそうです。
いずれにせよ、人間の指示を実行するだけのツールという位置付けは今後変わっていく可能性があります。
📄 参照論文
Agent Exchange: Shaping the Future of AI Agent Economics
所属: 上海交通大学, ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン, 上海イノベーション研究所