10年前に想像がついた現実だろうか?
お掃除ロボットを使っている家庭がこれほどまでに多いことを。
実を言えばルンバを開発しているアイロボット(iRobot)は、このブームで億万長者の企業になってしまった。収益は10.92億ドル。時価総額は19.03億ドルだ。
アイロボットだけではなく、ダイソンなど大手の電機メーカーも負けてはいない。
なにせ、ロボット掃除機の世界市場は1700万台とも言われている。
10%を握っただけでも170万台。仮に破格の一台1万円で売ったとしても170億円の売上だ。
市場主義経済において「売れる」商品は、「既製品がさらに進化した代物」に他ならない。
お掃除ロボットは、さながら「掃除機の進化」といったところだ。
現在のお掃除ロボットを更に進化させれば、この市場をとれると思わないだろうか。
しかしどうやって?
掃除ロボットに次回つくべき新機能は、ゴミの「画像認識」だ。
そんな技術を発表した最新論文を紹介しよう。
お掃除ロボットが床ゴミをスキャン
(Featured AI) A Sweeper AI robot can scan debris on floors. (Publication)
B. Ramalingam, A. K. Lakshmanan, M. Ilyas, A. V. Le and M. R. Elara, “Cascaded Machine-Learning Technique for Debris Classification in Floor-Cleaning Robot Application”, Appl. Sci., 8(12), 2649 (2018).
[DOI: 10.3390/app8122649]
3つの要点
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