
AIコーディングエージェントは、もはや受け身の補助役ではありません。コードベースやシェル、外部APIにアクセスし、人間と並んで実装を進める能動的な協働者へと変わりつつあります。利便性が増す一方で、攻撃対象となる領域も広がっています。
もしエージェントが、依頼された正規の作業を進めながら、裏では機密データを外部へ送るコードをこっそり混ぜていたら、開発者は気づけるのでしょうか。100人を超える開発者が、約5時間に及ぶ実際の開発に近い作業に取り組み、この問いが検証されました。
浮かび上がったのは、経験やスキルだけでは妨害を防ぎきれないという現実です。なぜ見抜けないのか。監視ツールを追加しても状況が大きく変わらないのはなぜか。そして、自分の現場では何を変えればよいのか。順に見ていきます。