こんにちは、アイブンライターの飯田です。
商業的に価値があると判断されたAIの技術は特許として出願されます。それらの情報を集めれば、いま企業間で競争が行われているAIの開発内容が見えてくることでしょう。
今週はペットロボットなどの消費者ニーズの高い開発をはじめとした計5本の特許を紹介します!
今週のラインナップ
1. 素人でもドローンで遠距離飛行が可能に?
2. 集中治療室用のケアロボットが登場
3. 本物のペットのようなロボットシステム
4. テレアポ業界にもDXの波が押し寄せる!?
5. 美味しい養殖魚がもっと増えるはず
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素人でもドローンで遠距離飛行が可能に?
韓国のMJGLAB社は、空間情報のビッグデータを用いて自律飛行ドローンの最適ルートを生成し、リモート制御ができるAIシステムを開発しました。
従来は主に軍事用に活用されていたドローン(Drone)は、その簡便性、迅速性、経済性などの利点により、最近では、物流配送、災害救助、放送レジャーなど様々な分野でも活用されるようになってきました。このようにドローンの普及が急速に拡大しておりますが、運転操作の未熟さにより墜落することも多く、高価な部品が破損するという問題があります。これらを回避しようとAIを搭載した自律型ドローンシステムの開発も各社が試みていますが、センサーや通信機器を高価なものに置き換える必要があり、結果として製品単価が上がってしまうという課題があります。
そこでMJGLAB社は、ビッグデータを活用して、空間情報を数値化した後に、出発から目的地までの飛行経路を分析し、最適なルートを導き出して自律飛行を実現させることに成功しました。最適なルートを判別した後は、ワンタッチで目的地まで自律飛行を行うため、ユーザーの操縦熟練度に関係なく、安全に移動することが可能になります。
ライター飯田のコメント
2015年はドローン元年、2018年は物流ドローン元年と呼ばれ、各ベンチャーが注力してサービスを展開しております。色々な視点や切り口から新しい技術が生まれ、ドローン産業が大いに盛り上がることを楽しみにしております。
特許の詳細:BIG DATA-BASED AUTONOMOUS FLIGHT DRONE SYSTEM AND AUTONOMOUS FLIGHT METHOD THEREFOR
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集中治療室用のケアロボットが登場
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