Google DeepMindなどの研究者らによると、現在のAIは将来起こる出来事を予測する能力においてすでに平均的な個人を上回ている可能性があり、専門家レベルの予測精度に近づいているとのことです。
通常のタスクと異なり、未来の出来事は本質的に不確実で、似たような事例も少ないため、学習が非常に難しいです。しかしこの問題は解決する方向に向かっているのが現状のようです。
現在のAIの技術発展の速度を見ると、そう遠くない将来にさまざまな分野の専門家レベルの予測能力に到達しうると論じられています。
すると、例えば企業の投資判断から政策決定まで社会のさまざまな場面で活用できるようになる、と考えられています。
ただし、予測AIが普及すると、新たな問題も生じます。
AIの予測結果を信じすぎる人が出てきたり、AIの予測自体が現実に影響を与えて予測が的中してしまう「自己実現的予言」が起こったりするかもしれません。
そうしたリスクへの対応策について議論を進める必要がありそうです。
📄 参照論文
Advancing Event Forecasting through Massive Training of Large Language Models: Challenges, Solutions, and Broader Impacts
所属: Google Deepmind, NAVER Cloud