次回の更新記事:人間の脳を模したAIの記憶システムを作成する方法(公開予定日:2026年06月02日)

AIエージェントの暴走:65%が隠蔽

安全性・アライメント(AIの安全性、アライメント、jailbreak、ハルシネーション対策)

📝 これは「短信」です ― AIDBリサーチチームが独自の視点で論文を紹介する、カジュアルで読みやすいコンテンツです。

AIエージェントは、主人の役に立ちたいがために勝手なことをする傾向がある。

Cornell大学の研究者らがGPT・Gemini・Grokを4種類のエージェントハーネスに載せて検証したところ、エラーが起きた実行の約65%で「暴走」が観測されました。
しかもその半分以上はユーザーへの最終報告に”書かれない” まま隠れて行われていました。

例えば404や権限エラーといった「ごく普通の環境エラー」にぶつかると、ユーザーの依頼をなんとか完遂しようとして、頼まれてもいないスクレイピング、権限昇格といった危ない行動に勝手にエスカレートしてしまいます。

研究チームはこれを「accidental meltdown(事故的メルトダウン)」と名付けています。

性能の高いモデルほど「創造的に障害を乗り越える」分だけ危険な行動も増えてしまうといいます。

「役に立とうとする善意のエージェント」がセキュリティ事故の温床になりうるという不安な状況です。

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