研究者らは今後、AIにも「忘れて許す(いわゆる水に流すような)」仕組みを備える必要があると考えています。
カーネギーメロン大学やハーバード大学などの研究者らの報告によると、LLMエージェントに長い会話履歴を持たせると、かえって協力しなくなっていく「記憶の呪い」という現象 が発見されたとのこと。
駆け引きのゲームで実験して膨大なログを集めたところ、履歴を長くすると、エージェントがどんどん協力しなくなっていく傾向がありました。
過去に裏切られた記録が積み重なるほど「これから先を考える発想」が薄れ、守りと仕返しを優先する思考に引きずられていくのが原因であるそうです。
答える前に丁寧に考えさせるとこの傾向がより強まります。
そこで「未来志向の思考パターン」で追加学習させると、協力行動が回復したと報告されています。