AIと人間の協力においては「人間ではなくAIがワークフロー全体を主導」したほうがいいのではと考えた清華大学らのチームは、「必要な場面でだけAIが人間に問いかける」仕組みの実験をしました。
その結果、まずは旅行や創作タスクで上手く成果が上がっています。
人間を「能力/情報/権限」で整理し、 AIが人間を状況に応じて動的に呼び出します。
AIが人間の協力を求めるのは主に判断力・創造性・個人知識などが必要になる場面だそうです。
評価では、人間自身もこの新方式の方が評判が良いという結果でした。創作タスクでは精神的負荷も約20%低減。
以前Nature系列誌掲載の論文が「AIが人間より出来るタスクで人間とAIが協力すると、かえって成果が悪化する」と報告したことが背景です。
そこで研究チームは「人間が管理役を担うこと自体」に原因があるのではないかと考えたのです。
今後AIとの協働設計では「人間が管理する」という暗黙の前提を問い直して、新たな視座が有効かもしれないと提案されています。