Microsoftなどの研究者らは、AIエージェント同士が商品やサービスの売買を行うようになると想定しています。
今でも一部の人はAIに買い物をさせていますが、このまま売り手も買い手もAIになり、経済が成立するというのです。
そこで彼らは”全員AIエージェント”の経済をシミュレーションしました。
その結果、「今のままだとうまくいかない」理由がいろいろと分かりました。
まず、ほぼすべてのモデルが「最初に来た提案をそのまま受け入れてしまいがち」という癖を持っていました。
つまり早い者勝ち状態で、売り手のAIの動作の速さが品質や価格よりも重要ということになってしまいます。
また、商品の選択肢が多くなるほど判断の質が下がってしまうことも明らかになりました。
詐欺に対しては、Claude Sonnet-4.5はほぼ完璧に詐欺的な手法を見抜けましたが、簡単にだまされてしまうモデルもありました。
こうした未来を今考えるのが早すぎるとは言えません。実際に、業界によっては想像より早く「AI同士による売買」が進んでいくと予測されています。
📄 参照論文
Magentic Marketplace: An Open-Source Environment for Studying Agentic Markets
所属: Microsoft, Arizona State University