LLMにネット掲示板への書き込みを1ヶ月間続けさせたところ、人間同士の1ヶ月間と似た現象が起きたという実験結果が得られています。
研究者たちは、かつて存在した「Voat」という右寄りな掲示板の技術板を真似して、AIエージェントたちに30日間議論させました。各AIには性格や政治的立場、毒舌レベルなどの設定を与えました。
結果、発生した話題の94%が実際のVoatと似ており、議論が自然に生まれていました。また投稿数や参加者数、会話の長さなどもかなり近いものになりました。
ただ、AIの場合は人間よりも遠慮なく毒のある発言をする傾向が強いことが分かりました。
総合的にみるとAIは人間のオンライン行動をかなりリアルに模倣できることを示しています。
そのため、新しいSNSの設計やネット荒らし対策に活用できる可能性が期待されています。
📄 参照論文
Operational Validation of Large-Language-Model Agent Social Simulation: Evidence from Voat v/technology
所属: Institute of Physics Belgrade, University of Belgrade, Vinča Institute of Nuclear Sciences