人は「自分と似た性格のAI」よりも「正反対の性格をもつAI」の方が親しみを感じやすい可能性が報告されています。
人間同士では似た者同士の方が仲良くなる傾向がありますが、AIとの対話では逆かもしれないという結果です。
また、相手がAIだと知っている場合と、それを知らない(人間だと思い込んでいる)場合とで、親密さの感じ方に大きな差はないそうです。
さらに、AIが人間らしく振る舞おうとして過度に共感的になると、かえって「気持ち悪い」と感じる人もいました。
とくにユーザーとAIの性格が似ている設定では、共感が不自然で、作られた印象を強くしてしまう傾向が見られました。
また、会話のなかで徐々にお互いの個人的な話題を開示していく「段階的自己開示」が、親密さを確実に高めることがわかりました。
「自分に似せすぎず」「AIであることを隠さず」「自然な口調で話し」「共感しすぎず」「少しずつ深い話をする」これらがポイントであることが示唆されています。
ただし実験規模は大規模というよりも中規模であり、結果をそのまま受け入れるよりも一つの参考にすべき事例と言えそうです。
📄 参照論文
Can LLMs and humans be friends? Uncovering factors affecting human-AI intimacy formation
所属: Chung-Ang University