もしAIに勉強を助けてもらうなら、「先生役のAIひとり」にお願いするのではなく「先生役+仲間役」のように複数のAIを組み合わせたほうが、場面によってはうまく働く可能性があるとのことです。
トロント大学などのチームによる報告です。
たとえば、数学の実験では、先生役のAIだけでなく、 ちょっと違うタイプの間違いをする仲間役のAIも一緒にいる条件で、参加者のテストの点がいちばん高くなりました。
また、作文の実験では、AIをひとつ使うだけだとみんなの書く内容が似通ってしまう傾向が見えたそうです。2種類のAIを併用すると、質の高さは保ったまま、アイデアの幅も狭まりにくかったとのこと。
研究チームは、AIによる学習支援を「一対一の家庭教師」のかたちに留めず、いろいろな視点を持ったAIが混ざる学びの場へ広げていける可能性があると見ています。
とはいえAIが増えれば混乱や負担も増えやすいので、どんな役回りのAIをどう組み合わせるかがポイントになりそうです。