LLMにユーザーの気持ちや感情をサポートさせるとき、長い会話になると共感にとどまりすぎたり、逆に早く踏み込みすぎたりしやすい傾向が指摘されています。
重要なのは「今の状況をどう把握しているか」と「次に何をするか」を分けて管理し、会話の段階ごとにやるべきこと( 傾聴・整理・提案など )を限定することだそうです。
「まだ十分に話を聴けていないなら先に進まない」「ユーザーが嫌がったら助言や提案をいったん止める」といったルールをはっきり決めることが推奨されています。
たとえば、「少し整理してみてもいいですか」「もし負担でなければ、対処法を一緒に考えてもいいですか」のように、相手の受け入れ可能性を確認してから進む形にする。さらに、拒否やためらいが出たら、すぐ同じ提案を繰り返さず、しばらくは共感や整理に戻るよう指示しておくと、押しつけ感を減らしやすいことがシミュレーション実験で示されています。
ニューヨーク大学の研究者らによる報告。