LLMは「はい・いいえ」で答えるように求められると否定的な回答をする傾向にあるとのこと。
たとえば「賛成の度合いを0から10で答えてください」と訊くと賛成よりの回答をする場合でも、同じ質問を「賛成か反対か」で訊くと反対する確率が高くなるようです。
これは人間の心理とは逆の傾向で、
人間は二択の質問だと「はい」と答える傾向(肯定バイアス)がありますが、LLMは、いわば否定バイアスがあるそうです。
さらに面白いことに、「賛成ではありませんよね?」といった否定形で訊く際にも「いいえ」と答えがちとのことです。つまり質問の仕方で結果が変わってしまいます。
LLMベースのシステムを活用する際には、どのような質問形式を使うかを慎重に検討したほうがいい可能性を示唆する報告です。
📄 参照論文
Systematic Bias in Large Language Models: Discrepant Response Patterns in Binary vs. Continuous Judgment Tasks
所属: BIGAI, Peking University