バイトダンスの研究者が「大規模言語モデル(LLM)のMBTI性格特性はプロンプトで調整可能」と示唆
○ Keyu Pan, Yawen Zeng. Do LLMs Possess a Personality? Making the MBTI Test an Amazing Evaluation for Large Language Models(論文とソースコードは返信欄からリンクしています)
TikTokなどを運営するByteDance社の研究者らは、MBTIを用いてLLMの性格特性を調査しました。
なお、MBTIとは、人間の性格を16のタイプに分類する心理学的なツールです。
研究の結果、以下のことが明らかになりました。
■通常、LLMは多様な性格を持つ(反応ごとに性格が変わる)。
■ユーザーが明示的および暗黙的なプロンプトでチューニングすることで、意図的に偏った性格を創り出すことが可能。
これまでにもSNSではLLMの反応を特定の性格に見せる試みが行われています(「ラーメン屋の気性の荒い店主」や「ヒステリックなお母さん」など)。
そんな中、今回の研究では、MBTIという心理学的な枠組みを用いて性格の一貫性を調べています。
そして、特定のタスクや状況に対応するために、LLMの性格を柔軟に調整することが可能であることが示されました。
例えば今後「INFJとして振る舞うようにチューニングするテクニック」のような具体的な手法が開発される可能性もあります。