Metaなどの研究者らは、AIエージェント同士が「言葉になる前の”考えていること”そのもの」を共有する『思考コミュニケーション』を開発したと報告しています。
言葉でやり取りするのではなく、内部的な思考を抽出し、直接他のエージェントに伝える方法とされています。
この開発の背景には、言語というものが本質的に「不完全で曖昧な伝達手段」であるという課題があります。
そして、本来ならばAI同士は人間の使う言葉に縛られる必要はないはずだ、というテーマが議論されてきました。
今回考案された仕組みを使えば、AIエージェントが3体以上いても、どの思考がどのエージェントのものかを見分けられるそうです。
また、思考コミュニケーションによる議論は、ラウンド数が増えてもAIエージェントにとって混乱が起きづらく、むしろタスク性能が改善することすらあるそうです。
研究者らは、この先の超人的なAI同士の集合知を実現するためには、こうしたAI独自のコミュニケーション様式を確立する必要があるのではないかと考えています。
このような展開に対して人間はどう関わっていくのか想像してみることも面白そうです。