サイバーエージェントとNAIST、東京科学大学のチームが、「大喜利」を科学的に分析し、得られた知見をプロンプトに組み込むことでGPT-5が人間を超える成績を出したそうです。
その知見とは、例えば、面白い回答は長々と説明するのではなく短いこと。そしてお題から離れた斬新な語彙を使うのではなく、お題の世界観にとどまりながら「視点を変える」ことが最も効果的などでした。
ただしClaude-Opus-4は同じ手法で逆に成績が下がりました。「短い方が面白い」といったヒントを文字通りに受け取りすぎて、極端に短い回答ばかり選んでしまったのです。
しかし、「迷ったときだけヒントを参照しろ」と指示すると、この問題が緩和されたとのこと。
昔からユーモア理論で重視されてきた「意外性」や「予測のしにくさ」といった要素は、実際はあまり効いていないことも示唆されました。
📄 参照論文
Oogiri-Master: Benchmarking Humor Understanding via Oogiri
所属: CyberAgent, Nara Institute of Science and Technology, Institute of Science Tokyo