人間同士の議論の着地点をLLMで探すことはとても有効であること、そしてそのための方法論が報告されています。
LLMで人間の議論を収束させるプロセスは以下のように考案されました。
1. 各参加者が意見を表明する
2. LLMが意見を分析し、合意案を生成する
3. 参加者が合意案に賛成または反対の意思表示をする
4. 反対意見がある場合、LLMは理由を集め、適切な戦略を選択する
5. 戦略に基づいて新たな合意案を作成する
6. 全員が合意するまでこれを繰り返す
人間のみで議論するよりも効率的に合意に達することが実験で示されました。
LLMは感情に左右されず中立的な立場で議論をまとめられるためこうした仕組みに向いているとのこと。
なお、プロセスの途中でLLMに使用させる戦略としては、参加者の言いたいことを確認する・話の整理をする・一致点を見つける・折衷案を出す・視点を変える、の5種類が提案されています。
📄 参照論文
From Divergence to Consensus: Evaluating the Role of Large Language Models in Facilitating Agreement through Adaptive Strategies