”カモフラージュ”をスコア化し、GANとトランスフォーマーを駆使してセグメンテーションする手法が開発されました。
「こんなに分かりづらいものまで見抜くのか」となるほどの技術で、デザインや自動運転の性能向上に役立てる狙いです。
オックスフォード大学などの研究者らによる報告です。
○ Hala Lamdouar et al. The Making and Breaking of Camouflage
カモフラージュとは、動物が捕食者から身を守るための重要な戦略ですが、デザインの世界などでも有効に利用できます。
そこで研究者らはスコアリングシステムを作成し、セグメンテーションする手法を開発しました。
■方法論
① カモフラージュの効果を測定する指標を複数設計
② GANでカモフラージュ動物の合成データを生成
③ トランスフォーマーモデルを訓練
■実験結果
① スコアリングシステムの結果は、人間が行ったランキングと大きく一致していた
② カモフラージュ動物のセグメンテーション性能を向上させた
なお、以下のような動物が「カモフラージュの特徴を持つ動物」として論文で紹介されていました。
・アークティックキツネ (Arctic fox)
・コウイカ (Cuttlefish)
カモフラージュのスコアリング&セグメンテーションは以下のような分野で応用できます。
●防衛機器の設計
●ファッションアイテムのデザイン
●建築、店舗のデザイン
●アート作品やインスタレーションの作成
●目立たせる(カモフラージュのスコアが低い)デザイン
●自動運転車の性能向上