LLMベースの自律型エージェントモデルは、2021年12月から『WebGPT』から2023年8月の『MetaGPT』までに32個ほども開発されているとのこと。
自律型エージェントモデルは、人工一般知能(AGI)に向けた有望な取り組みとされています。
最近では、従来は難しかった、① APIとの連携や、② いくつもの目標設定、③ 多くの機能実装ができるようになってきています。
今後は完全な自律性を目指して開発が進められる見込みです。
○ Lei Wang et al. A Survey on Large Language Model based Autonomous Agents
この話のポイント
△ 自律エージェントとは、「環境に対して感知し、行動するシステム」のことです。
△ これまでの研究では、人間のような意思決定を行う能力が乏しいとされてきています。
△ 近年では、自律性や機能性が格段に高まってきています。
以下、LLMベースの自律型エージェントモデルにおける過去・現在・未来を論文からまとめています。
■2年前の課題
① 主にテキスト生成や質問応答に限定されていた
② 外部の知識源やAPIにアクセスする能力が限られていた
③ 他のエージェントやシステムとの協調作業が不十分だった
■現状できるようになったこと
① 多くの機能的役割を同時に持てる(例:MetaGPT)
② APIとの連携ができる(例:WorkGPT)
③ 目標を自動でタスク分解し、実行できる(例:AutoGPT)
■今後の目標
① 完全な自律性
② 複雑な推論能力
③ 倫理に考慮した判断
直近の研究までカバーした網羅的なサーベイです。