「重要な論文を知る」と「最新論文を探す」、両方をカバーする
AI研究の最前線を追いかけるのは大変です。毎日世の中には数百件もの新しい論文が投稿され、その多くは英語で書かれています。「そもそも何が重要な論文なのかわからない」「気になるテーマの最新論文を日本語で探したい」AI研究をキャッチアップしようとする方なら、誰もが感じる悩みではないでしょうか。
AIDBでは、この2つの課題それぞれに対するソリューションを提供しています。
「何が重要かわからない」という課題には、編集部が厳選した実務者向けの論文解説記事で応えてきました。膨大な論文の中から本当に押さえるべきものを選び、背景知識とともに日本語でわかりやすく解説しています。
そして今回、「最新論文を日本語で探したい」という課題に応えるため、AI論文データベース(β版)を公開しました。
arXivを日本語で検索できるようになる
arXivで論文を探すとき、検索は基本的に英語で行う必要があります。一方、ChatGPTなどのAIに論文を探してもらおうとすると、最新の論文は取りこぼしてしまいます。
AI論文データベースは、この両方の問題を解決します。arXivに投稿されたAI・機械学習関連の論文を毎日自動で収集し、日本語タイトルと日本語要約を付けてインデックス。最新の論文も含めて、日本語で検索できるようになります。
対象分野はLLM、画像生成、音声認識など幅広いAI領域をカバーしています。GitHubやHugging Faceへのリンクがあれば併せて掲載します。関連するAIDB記事が存在する場合は自動でリンクされるため、データベースで見つけた論文からより深い解説へとスムーズにアクセスできます。更新は毎朝3時に自動で行われます。
AIDB記事とデータベース、2つを組み合わせて使う
編集部による厳選記事とAI論文データベースは、それぞれ異なる役割を担っています。
AIDB記事は、編集部が重要度・実務への応用可能性を見極めて厳選した論文を、背景知識を含めて深く解説するコンテンツです。「何を読むべきか」を知りたいときに役立ちます。
一方、AI論文データベースは、自分の関心テーマで最新論文を日本語で検索できるツールです。「このテーマの最新研究を知りたい」というときに活用できます。
おすすめの使い方は、まずAIDB記事で重要なトレンドや必読論文を押さえ、そのうえでデータベースを使って自分の専門領域や関心テーマの最新論文を探すという流れです。厳選された深い解説と、日本語で検索できる最新論文データベースの両方を組み合わせることで、効率的かつ漏れのないキャッチアップが可能になります。
こんな方に使っていただきたい
業務に関連する最新技術をキャッチアップしたいAIエンジニアの方、自分の研究分野の動向を効率的に把握したい研究者・学生の方、最新のAI研究に興味があるが英語論文を読む時間がない方、そして技術トレンドを俯瞰的に理解したい経営者・PMの方を想定しています。
毎朝のルーティンとしても活用できる
特定のテーマを検索するだけでなく、毎朝のルーティンとして使うこともできます。朝のコーヒーを飲みながら、昨日公開された論文をざっと眺める。気になるものがあればブックマーク。日本語要約で概要を把握してから、本当に重要なものだけ原文を読む。関連するAIDB記事があれば、そちらで詳しい解説を確認する。そんな使い方も想定しています。
PCでもスマートフォンでもアクセス可能です。
β版として公開中、今後の機能拡充を予定
現在はβ版として公開しています。検索・フィルタリング機能の強化などは今後の課題です。
ご意見・ご要望があれば、ぜひお聞かせください。
AI研究のキャッチアップを日々の習慣に
AI研究のスピードは加速する一方です。編集部が厳選した深掘り記事と、日本語で検索できる最新論文データベース。この2つを組み合わせて、効率的な情報収集にお役立てください。
ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。